さて、わたくしごとですが・・・・・・
数学が面白くなった経験は高校時代にさかのぼります。高1のときの担任で数学を教えてくれた松岡先生との出会いでした。
初めての高校数学というものに対してむちゃくちゃ緊張していたのです。
中学からいきなりレベルが上がり、また宿題の量も『問題集』の○ページから△ページまで、というように大量に出されました。
しかし、授業はというと教え方がうまく、大変わかりやすい先生でその解き方で解いていくと面白いように問題をこなすことができました。定期テストもクラス平均が他のクラスよりも10数点いつも上でした。隣のクラスで別の先生に数学を習っている友人がどうしてお前のクラスはそんなに平均が高いのだという話になり、答案を見せてみろということになりました。
「何だ?この解き方は?教科書のどこに書いてあった!?」と驚きの表情を見せたのを今でも覚えています。
いったい何が違っていたのか?!
それは、教科書に書いてあることを、もう一工夫してこのように解くと簡単に解ける。また、教科書に書いてあることをこのように利用すると、結局こんな簡単に問題が解ける、という「もう一工夫の解き方」を伝授されていたのです。
授業でほかのクラスの先生は「教科書を教える」でしたが、僕らの先生は「教科書で教える」タイプの先生でした。
同じ問題を解くにも「もっと早く解く解き方はないか」とか「公式の使い方の工夫」をしっかりとできるようにすることを意識した授業であったことを記憶しています。
その先生とは1年間しか教えてもらえませんでしたが、まさに僕の一生を左右するような”数学”を教えてくれました。
ちなみに、それから20数年後その先生と再会して僕の塾の高等部の数学を教えていただけるようになったことは何よりの幸せでした。
さて、テストで得点が出ない理由は何でしょうか?
「覚えていなかった」「ミスをした」この2点です。
テスト前だけ、ちょろちょろと勉強する癖がついてしまうと時間が経つと「解けていた問題」も解けないようになるものです。 常日頃から問題を解くときに絶対にミスをしないと心がけて解く訓練や覚えていない悔しさを忘れないようにしたいものです。そこでGRITでは少人数制ですのでできなかったところは、チクチクと授業中に生徒に確認をとっています。
大人は 「頑張れ!諦めるな!」「さっき解けただろう!」と励ましますが、解けないレベルの問題練習をしていない子供たちは「・・・でも自分は解けない・・・」となって、励まされれば励まされるほどできない自分を“嫌い”になってしまいます。楽しくないですよね、子供にとっては。
実は、レベルを上げた問題の解き方を教え、覚えさえすれば問題が解けるように簡単になり、楽しくなります。したがって、難しい問題が“嫌いになる”ということは解消されるのです。 彼らはわからないから解き方を知りたいわけです。解けない自分から、解ける自分になりたいわけです。
根本に数学の問題を「解いて楽しくなる」ように指導を行います。
問題を解くには「ルール」があります。それは覚えなければなりません。 ルールを知っているのと知らないのでは大違い、ということはよくあることですよね。 また、知っていても、わかっていても使わなければ無用の長物です。
特に『GRITの計算のルール』をしっかりと使いこなせるように指導いたします。
もちろん何でも簡単に解ける魔法のような公式を教えるわけではありません。単元に応じたそれぞれのルールがあり、その使い方ができるようになるために「演習」をしなければなりません。したがって、覚えるまでの時間と演習の時間、それの復習時間が必要となります。
そこを追及していく指導が『GRITの指導』です。
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