涙の決断

本日、進学する中学をどうするか迷われているお母さんが2人来られて話しました。

 

一番初めに来られた方はは双子を持つお母さんで、同じところに活かせるのがいいのか、

そうでない方がいいのか迷っているとのことでした。

結局、性格も違うしそれぞれの個性に合わせた学校選びをしたいという結論に至り、

ひとりが『特待』が出ている中学にいき、もう一人が地元の公立中高一貫校に行くこととなりました。

双子だから同じ学校に行くのがいろいろと楽な部分があると思うのですが、本人の成長に期待しての決断ということでした。

 

その結論が出て、入れ替わりにもう一人の方が来ました。

 

合格できないと思っていた特待に合格できた中学と、公立一貫校との選択に悩んでいるとのことです。

この方の場合は特待で合格して授業りょの全額免除であれば行ってもいいということでした。また、公立一貫の方は合格基準が定かでないため受かることはあまり考えていないとのことでしたが、こちらも合格したのでさてどうしたものか、という悩みです。

本人も含めての3者会談です。ただ、話が白熱してきて一度お母さんとお話しして、その気持ちを理解したうえで、僕と本人の2人で反しました。「本当に行きたいのはどっちか?」机の上にあるお母さんが持ってきた二校の合格通知の入った封筒を見ながら、本年を追求しました。結局、ぼくは特待の方がいいんじゃないかということを本人が望んでいるように思えたのでそちらにすることをすすめました。

 

それはなぜか?

 

彼女が特待を勝ち取った封筒をずーと持っていたからです。家の人はまさか自分が全額免除の特待合格を勝ち取るとは思ってもいなかったし、自分もそう思っていた。でも、それができた時には涙があふれるくらいうれしかったといいます。

その決断をした彼女は自分の意思を伝えに廊下で待つお母さんのところに行きました。

 

そこで2人で短い時間ですが話合いが持たれようです。

 

しばらくして、廊下に出ると親子で泣いていました。

 

「!?」

 

どんな会話があったのかはわかりませんが、子供の成長に感動したんじゃないかと思います。

 

受験は進学校を決めるまでが受験であり、そうやって成長をしながら

新しいスタートラインに子供たちは立っていくのですね。

 

 

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