導入時の呪縛

新しい単元の導入は細心の注意が必要だ。

 

誰にもがわかりやすい導入の仕方と呑み込みの早い生徒たちへの導入の仕方があると

思っている。

前者は教科書通りの解き方である。これは間違いない解き方だ。しかし、誰にでもわかるということは、時にめんどくささを伴うことが多い。

例えば、2点がわかっているときの一次関数の直線の式の出し方はいい例だろう。

y=aX+bに2点をそれぞれ代入して連立方程式で解くやり方がある。これはこれでいいのだが、時としてその二点の座標に分数や平方根が入っていると計算がさらにややこしくなる。そんなやり方よりも、傾きや切片の定義に基づいて解けばどんな数字が雇用とも簡単に解けるやり方がある。これを「近道」というのなら、数学にはそんな近道がいっぱいあるのだ。それを知ってしまうと、解くことが楽になりレベルアップしても対応が可能になるのだ。

導入をまっとうに行ってもいいが、時間と手間がかかってしまうし、レベルアップされた問題にはかなりてこずってしまうだろう。単元の導入はわかりやすく、簡単なものにしていくのが得点アップの秘訣にもなる。

特に図形の問題はそんなちょっとしたテクニカルなことが目白押しだ。

 

算数専門塾

数学専門塾

GRIT平尾駅前教室

➢ 少人数個別指導

➢ 中学高校受験・中高一貫生数学対策

➢ 福岡市 中央区 大宮2丁目

➢ 西鉄平尾駅から歩いて3分