子供のため?

昔、とある塾に勤めていた時の話でこんなことがあった。

「月例テストの得点を取らせるために試験日を

移動してほしい」とのお申し出。

 

お母さんなどう思います?

 

入試本番だったらどういうのでしょうか。

「うちの子はもう少しでお宅の入試の合格点を上回れそうなので、あと1週間試験日を延長してほしい」というのでしょうかね。どのような状況や環境であれ、決められた日は守るもの。確かに、我が子に得点を取ってほしいのは親の切なる希望でもある。しかし、試験日を延長してとった得点など本当にその子のためになるのであろうか?その特典が正当にその子の学力評価につながるでしょうか?むしろ、やりさえすれば自分はできるんだなんて勘違いをした大人になるのではないでしょうか?「期日までにやれば」そして結果を出せればそのこのためにもなるし、たとえ得点が出なくてもそれを反省点として頑張れ得ると思うのです。

スポーツ選手がけがが治るまで試合を延期なんてしないでしょう?

怪我が感知しなくても試合に出るときだってある。

 

それで負けても、次は頑張って勝利をもぎ取れると思うのです。

 

達成感を学ばせるならそこでしょう。

 

期日が決まっていれば、その日までに自分を最高点に持っていく訓練を日ごろからやっていく。

僕はそうやって子供たちを育てていきたいと思います。

 

 

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