小学生はどうしても、頭で考えて説く癖がある。
暗算でやるのが「良い方法」「かっこいい方法」
と思っているかのようだ。
逆に、ほかの人には見つかりませんように
というくらいの小さな文字で計算を書く生徒も
いる。
得てして、そんな子は計算ミスや勘違いが多い気がする。
自信のなさの表れだと分析している。
で、そのような対策はやはり
計算や線分図、何が書かれているのかを
まとめた表なんかをホワイトボードに
大きく書かせる練習をさせる。
大きく書くと決めると、文章を丁寧に読む。
もちろん書き方を教えてからの作業となるが。
大きく書けば、不思議と解ける問題数が増えてくる。
色も使えばさらによし。
すると、楽しく取り組める。楽しくなれば、
もっとわかりたくなるといったプラスのスパイラルに
突入だ。これも個別にこの空間を使えればのこと。
一斉授業ではなかなかできない。
こうして、できない問題に絞ってやっていけば
そのうち、ホワイトボードもいらなくなるのだ。
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