試されることが多くなるこれからの小学生

 

 

小学生で初めて漢検を受ける子がいる。

試験慣れしていないのか、ソワソワして落ち着かない。
言わなくてもいい言葉を口に出す。

まさに、試験の経験値が少ないのでそうなるのもわかる。
試験に対する慣れはこれからもっと必要になる。
彼らが受けている小学校でのテストと内容も形式も違うテストを数多く
受ける機会が増えるからだ。
試されることが多くなるこれからの小学生。
これから「教科」になる英語や「プログラミング」さらに、
それに伴って外部で受ける様々な郊外模試など、大学改革に伴い
それに敏感に反応して、子供のために動く親御さんは多いだろう。
したがって、そのような学習には様々なテストが付いて、本人のパフォーマンスを
上げようとする。


したがって大切なことは、試験という場で自分のパフォーマンスをどれだけ発揮できるかだ。
緊張感を程よく感じながら、楽しく発揮できるかが肝になるだろう。
しかし、それよりも大切なことは、そのパフォーマンスの質を上げる努力だ。
これなくしては試験を受ける意味がない。


手前みそ的な対応を覚えず、中・長期的に計画して
テストに臨む姿勢こそ早いうちに身に着けておくスキルである。
そう考えると、これからの時代を生きる子供たちはますます、
学習格差が広がると思う。
大人がしっかりとした指針を示さねば。