うまくなる指導法

これは簡単だ。指導者が何かほかの習い事をすればわかることだ。

では、僕は個人的に何を習っているかというと・・・

最近は「オートバイの技術向上」のための「塾?」ではないがそんなものを月1回程度で習っている。

以前は「ボウリング」を生徒と一緒に習っていた。

どちらもタイムやスコアに結果が出るので、その向上具合がわかやすい。

先生からは知らない理論と技術を教えてもらう。それを自分なりに実行してみる。検証。

できていないところを指摘してもらい、改善の努力。できるようになってくるという「実感」を味わう。

こんな感じで指導してもらってきた。

 

で、この時の指導者が「僕のためを思って」叱っていたらどうだろうか?

”何度言ったらわかるんだ!”

”また同じミスをやって!やりなおし”

”さっき教えたじゃないか!”

なんて、鬼の形相で指導されたら、大人の僕はたまったものじゃない。大人が大人に教えるので

感情をあらわにされると、こっちも面白くない。ブチ切れてしまう!

 

でも、

”お、できるよになりましたね~” 

”その調子です” 

”うまい、うまい” 

”できてますよ”

”あ、今度はちょっと○○がいけませんね”

なんて笑顔で言われると「おお、そうか。もっとがんばろう」となるわけだ。

 

指導者も指導さえる側も習い事をうまくさせたいし、うまくなりたいのだ。

 

叱る分量を「技術的に」減らし、ほめる量を増やしていけば、習う側は

自然と「うまくなる」方向に動いていく。

 

指導者の笑顔と激励こそが学習者を飛躍的に伸ばすのだ。